ルルベやポアントで落ちない足首を手に入れるトレーニング

ルルベやポアントで落ちない足首を手に入れるトレーニング

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バレエでポアントを履くには、足首ができてきて、甲が伸びてこないと先生のお許しが出ません。

大人からバレエを始めてポアントを履くのは至難の業ですが、足首が強くなり、ルルベが高く上がるようになれば、先生によってはポアントを履かせてくれるところもあります。

ポアントは、履いたらはいたですごく痛いので、そこから先も棘の道ですが、やっぱりバレエをするなら、一度はポアントを履きたい。

せめて、きれいなルルベで踊りたいと思うのは、皆同じ気持ちでしょう。

今日は、レッスン後の自主トレや、自宅でできる足首トレーニングなどの紹介です。

特別な器具は必要ありません、ストイックに頑張りましょう。

足首を強くするトレーニング

まずは、足首を強くするトレーニングです。

色々ありますが、レッスン後やレッスン前にやるなら、せっかくだからバーを使うトレーニングがいいでしょう。

まずは、バーに向かって立ち、軽くバーに手を乗せたら、クルピエになります。

この写真はポアントですが、もちろんシューズでもいいです。

この時、近くにポアントの人しかいなかった・・。

このまま、片足で持ち上がります。

シューズだとこんな感じです。

この時、膝が曲がったりしないよう注意し、正しい重心をキープしながら、「おろす→持ち上げる」を繰り返します。

これを両足。

バーを頼って前かがみになったりせずに、まっすぐ上がることを意識しましょう。

数回やると、結構辛いです。

この時、足の指は「パー」の形に。決して指で踏ん張ってはいけません。

足首が強いだけでは、ルルベは高くならない。

足首を鍛えないと、ルルベは高く上がらないし、ポアントもすぐに落ちてしまいます。

でも、足首だけを鍛えても、ルルベは高く上がりません。

写真にも示したように、足指の付け根のあたり、猫で言うと「大きな肉球」の部分でルルベを支えます。

決して足指で支えているわけではありません。

足の指には力を入れず、ルルベをしていても動かせるくらいでないとダメなんです。

また、この時足の指がシューズの中で踏ん張っていたり、丸まっているのもNGというか、間違いです。

指を浮かせてもいけません。

足指は、広がってしっかり大地をつかむと先生は言います(ムズカシ~)。

足首だけが強くなっても、写真で黄色くマーカーした、折れ曲がる部分。

足指の付け根の部分が柔らかくならないと、ルルベは高く上がりません。

次の項目では、この部分を柔らかく鍛えるトレーニングを説明します。

足指の付け根を柔らかくする

足指の付け根を柔らかくするトレーニングは、また、補助的にバーを使用します。

まずは、バーに向かって立ち、ルルベで上がります。

今後の為にも、バーに頼らずまっすぐ立てるよう心がけましょう。

ルルベで立ったまま、今度は上半身を落としていきます。

体重を足の甲に乗せる事を意識して下がります。

上半身を落とすときもまっすぐ落とします。

また、膝が前につきでないよう、まっすぐな形で降りれるように頑張ります。

腰を下まで落としたら、そのままの形で、再びまっすぐ元の姿勢に戻ります。

これを繰り返すこと、数回。

ポアントでもトレーニングできます。

ポアントレッスンの前に、お姉さん方がこのストレッチしているのを見たことありませんか??

足の甲が出てくると、こんな感じで立てるようになります。

このトレーニングは、男の子にもおススメ

これらのトレーニングは、男の子にもおススメです。

というか、男の子たちも実践しています。

男女とも、ルルベが伸びて足の甲が出るのが美しい形と言われますが、男の子の場合、お古のポアントを譲ってもらって、ポアントを履いてトレーニングすると効果的です。

ポアントの靴裏はとても固いので、甲を伸ばして足裏を強くするトレーニングにとても適しているんです。

そして、つま先立ちで実践することにより、体重が甲に乗る感覚を体感しやすいとも言われています。

割と海外でも、男子がポアントで甲を伸ばすトレーニングをすると先生は言ってました。

美というものは、ストイックですね~・・。

足首や甲を支えるのは、結局足裏らしい・・

美しいルルベやポアントの為には、足首の強さや付け根の柔らかさは必須ですが、結局、それをどこで支えるのかというと、足裏です。

どれか一つだけでもというわけにいかないのが、バレエなんですね・・。

土踏まずの筋肉は、普段意識してレッスンを受けていればそれなりに鍛えられてきます。

でも、上手くなりたい子は自宅でもしっかりトレーニングしています。

普段全くやっていなければ、毎日やれば1カ月でかなり違ってきます。

ただ、そこからがまた長いんですよね。

足裏を鍛えるには、「エクササイズバンド」などのチューブやゴムを利用する方法もありますが、今日は手軽にできる「タオルギャザー」を紹介します。

きっと、どこのバレエ教室でも「やりなさい。」って言われていると思います(#^^#)

※エクササイズバンドは、こういうやつです。

さてタオルギャザーで用意するものは、タオルだけ。

敷いてあるタオルを、自分の足指と甲を使って引き寄せていくだけです。

立ったままでもいいですし、座ってもできます。

膝などは動かさずに、タオルは足の甲と指ののび縮みで引き寄せていきます。

タオルを引っ張る時は、足指でずるしちゃダメですよ。

分かりやすい動画をYouTubeで見つけたので、参考にして下さい。

これは結構足裏がつるので 、終わったらしっかりマッサーシしてあげてくださいね。

足裏専用の便利グッズも、一応あります。

それではまた!

バレエ上達を祈って!