大人になっても結構楽しい・・・

虫の知らせに気づいたのに、何もできなかった話

こんにちは。

虫の知らせについて書いた記事第二回です。

1回目の記事はこちら。

虫の知らせ体験談【虫の知らせに気づいたら、すぐに会いに行くべき】

 

前回の冒頭にも書きましたが、今、何か気になる事があって検索でこの記事にたどりついた方は、迷わずその人に連絡を取って下さい、会いに行ってください。

虫の知らせは、私個人の考えとしては「あります。」ので。

 

「たまたま」連絡を取ってみて、異変があるのは合図かも・・

 

私には、大学時代の仲間数人と繋がっているライングループがあるのですが、数年に1回とか、年賀状が変わりに年始の挨拶するとかくらいしかグループで会話をしないんですね。

(年を取るとそんなもんです。)

 

その時も、年末年始やお盆時期など、季節の挨拶の時期でもないのに、ふとライングループに挨拶を入れてみました。

『今年位は皆で集まろう。』と。

すると、一人からこんなラインが入ってきました。

 

「自分は闘病中だから、皆楽しんで。」。

 

病名を聞くことは憚られましたが、ややあって、結局病名を聞く事にしました。

病名は伏せますが、良くなることもあれば、悪くなることもあるような病名です。

私はその時、なぜか『すぐに会いに行かなければいけない。』と直感的に思いました。

ただ、異性の友人だった事もあり、私一人で顔を見に行くのはさすがに体裁がよくないので、この事を友人たちに伝えようと試みました。

 

後から聞いた話ですが、私がラインを入れた時には既に、余命宣告の6か月を過ぎるという所だったそうです。

 

存命中なのに、これは虫の知らせだとは伝えられなかった

 

虫の知らせだからと、他の友人に伝えようにも、存命中の人に対してそれを使うのは、縁起が悪すぎて、うまくそのことを伝えきれずにいました。

 

他の友人たちは、良くなる途中だと思っていたり、術後の静養中だと思っていたり、病気の時に行くのは迷惑なんじゃないかと思っていたようです。

会いに行くのは、体調が良くなってからの方がいいんじゃないかとも言われました。

 

 

私は、その時はもう虫の知らせだと確信してたので、そのことが伝わらないことに憤りを感じていましたが、『本人が最後の挨拶をしたくて、虫に知らせを託してきた。』とは、どうしても口に出して言う事ができなかったのです。

 

結局友人は亡くなり、葬儀に参列し、私は後悔した

 

それから2か月後、友人は旅立ちました。

私はもちろん葬儀に駆け付けましたが、その時、何で会いに行かなかったんだろうと激しく後悔しました。

私が生前の姿に会っておきたかったというのはありますが、そうではなくて、故人は旅立つ前に、出来るだけ縁のあった人に挨拶をしたかったんじゃないかと思ったのです。

私たちが連絡をしたとき、既に余命宣告の期限は過ぎていました。

その時私は、そのことを知りませんでしたが、グループラインで『皆で会いに行くからね。』といれました。

 

友人は、余命宣告から更に半年頑張ったそうです。

医者が余命宣告は短めに伝えるというのは知っていますが、友人は、半年頑張ってみんなの事を待っていたんじゃないかと思うのです。

 

 

もしかしたら、弱っている姿を見られたくないと思っていたかもしれませんが、最後の最後は、私だったら縁のあった人達には、会っておきたいと考えるから。

 

葬儀の席での、喪主の一言

 

お通夜や葬儀の席では、喪主が挨拶に出ます。

余命宣告を受けたあとの入院時の様子、亡くなる前の様子など、その時に喪主の話で色々な事を知ることができますが、友人は亡くなる寸前に、死を受け入れて、縁のあった人達にお礼を言いたいと言っていたと聞きました。

 

葬儀の席には、友人が最後に書いた、お礼の一言が飾られていました。

 

私は、最後まで会いに来られなかったことを悔やみ、出棺を見送りながら、謝る事しかできませんでした。

 

自分の死を受け入れ、虫を飛ばした友人。

虫の知らせだと分かっていながら、うまく説明できなかったことで他の友人を誘導できずに、最後の挨拶を済ませてあげられなかった自分。

今でも悔やまれる気持ちで一杯です。

 

虫の知らせと思ったら、迷惑かもと考えずに会いに行け。

 

今回の記事については、私の思い込みだとか、深く考えすぎだとの感想を持つ人もいるかもしれません。

でも、告げられた本人にしか分からない虫の知らせというものがあります。

気のせいだったらそれでいいんです。

 

亡くなってしまった後、してあげられたはずのことを思い返しても、もう遅いのです。

もし、今何か心当たりがあるのなら、迷わず会いに行ってあげてください。

 

読んでいただき、ありがとうございました。

 

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