このブログは、大人から始めるバレエをテーマに、実際に大人から始めた私が悪戦苦闘するブログなのですが、今日は子供がバレエを始める時に、かかるお金の事や、発表会、将来の事について等を、私が通っている教室と、東京の有名な某教室をモデルに、少し書いてみたいと思います。
バレエ教室に通うために必要になるものは、こちらの記事をご覧ください。
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バレエを習うのに、いくらかかるのか??
親が子供に習わせたい習い事の一つ「バレエ」。
とてもお金がかかるイメージですが、いったいいくら位準備すればいいのでしょう??
通う教室や地域の相場によって様々なので、一概には言えませんが、私の住んでいる地域では、大体週2回で1万円弱が普通です。
日本の有名なバレエ団付の教室だと、入会金で2万弱、レッスンは週2回で16,000円位です。
一般的に、バレエのレッスンは年齢やレベル別のクラス単位で行うため、お子様の年齢に見合ったクラスについていこうとすると、年齢が上がるにつれてレッスン回数は増えます。
レッスン回数が増えるとなると、月謝も増えます。
先ほどの有名な教室だと、小学校中学年、週3回で23,000円位。
週7回(!)で、27,000円と、書いてありました。
週に7回も通う子は、本当に上を目指している子だけなので、普通なら小学校3~4年で週3回というのがスタンダードですね。
小学校低学年から少し年齢が上がり、テクニックを要するようになると、月謝はまた上がります。
中学生になると3万円台となるところもありますね。
上記のお値段は日本の教室でも高いと評判の所を例にしているので、もう少し安い教室なら、週3回で多分12,000円位でしょうか。
私が通っている教室の場合は、週3回で12,000円です。
その他に、後援会(保護者会)費と冷・暖房費で月にプラス1500円位となります。
レッスン回数については、回数を沢山受ければ月謝も高くなるのが普通ですが、週4回から「受け放題」となる所も聞いたことがあります。
いずれにしても、クラス単位のレッスンですから、小学校中学年になると、最低でも週3回通わなければならなくなると思っていてください。
教室の方針や先生との相談内容にもよりますが、ご家庭の都合で週3回通えないとなると、同年代のお子様たちとレッスンスピードが変わるので、ちょっと教室には通いづらくなるかもしれないですね。
発表会について
バレエは高いと聞きますが、発表会はいくら位なのでしょう?
1万円で収まるという破格な教室の話も聞いたことがありますが、私の通っている教室の場合、最低でも7万円位です。
ただし、これはまだ始めたばかりで、ほとんど出演がないころのお話。
年齢が上がり、踊れるようになると、金額が上がって以下のような感じになります。
★ まずは、ベースの発表会に出るためのお金。
★ その他、踊る曲が増えるごとに料金が追加となり、バリエーション(一人で踊る)を希望するとプラス料金・・。
★ その他に衣装代、舞台練習費用等で、中学生くらいになると30万円位はかかるようになってきます。
そして、男性ダンサーをゲストで呼んで、パドドゥを踊るようになると、更に10万円ほどプラスして支払う事になります。
(男性ゲストのギャラによる。)
日本舞踊はもっと高いと聞いたことがありますが、バレエは本当に高いですね・・。
気になる発表会の頻度ですが、お金がかかるので2~3年に一回という所が多いようです。
コンクールに出るようになると無限大?
バレエで踊れるようになってくると、コンクールの事も考えるようになりますよね。
コンクールに出るようになると、コンクール用の特別レッスンを受けることになります。
これは、大体別料金です。
料金に関してはその教室で違うので何とも言えませんが、私の所を例にすると、コンクールレッスンはチケット制、1回30分で3500円位だったと思います。
それから、出場するコンクールのタイプにもよりますが、審査員の先生のワークショップを受けたり、権威のある先生にコンクール用の振り付けをしてもらったりするのにお金がかかったりします。
また、コンクール当日に先生が同行する場合は先生に日当を払うのが一般的ですし、交通費や宿泊費も、通常は先生の分も負担します。
衣装代については、レンタルするとして大体2~3万円位でしょうか?
住んでいる地域にもよるので、具体的な料金を書く事は出来ませんが、コンクールに出るとなると、登録料以外にもかかってくるものがあるので、覚悟しておいてください。
教室選びは慎重に
子供にバレエを習わせる時、お金以外に大事なのは、教室をちゃんと見学するという事です。
これは、大人から始める場合もそうですが、教室の雰囲気やレベル、お子様、または保護者がどのような事を望むのかでも、教室が変わってきます。
もし、将来コンクール等を考えているなら、コンクール指導をやっている教室を選ばないといけません。
「うちはコンクール指導をしていません。」という教室もあり、その場合は途中で教室を変わるか、指導してくれる先生を紹介してもらって、二つの教室に通う等の方法をとらなければなりません。
また、先生がバレエの協会等に属していないと出場できないコンクールもあります。
気軽にバレエを習ってみたい場合は、金額の安いスポーツクラブのバレエクラスでもいいかもしれません。
発表会のない所もありますね。
保護者の負担が少ないので、気楽に通う事ができそうです。
ただし、お子様が本気でやりたくなった時には教室を変わる覚悟が必要です。
その他は、なんとなくお子さんが肌で感じる「合う」・「合わない」という第六感的なものを信じるという方法もあります。
スピリチュアルではないですが、こういう時の感じ方って、意外に的中しますから・・。
最後に
子供の習い事というのは送り迎えもありますし、保護者の負担も結構あります。
バレエの場合、メイクさんがいるような大きな教室でない限り、衣装替えやメイク、他のお子様のお手伝い等々で、客席で我が子の出番を見守ることも出来ません。
舞台の袖から見守るのみです。
だけど、バレエの衣装やティアラを身に着け、ライトを浴びて舞台に立つなんて、普通に生活していたら絶対に訪れることのない経験です。
何も知らないと、習い事のサポートはあまりの大変さに衝撃を受けますが、知っていれば大丈夫です。
子供のサポートができるのは小さいうちだけですし、子供が成長した後には、親にとってはかけがえのない思い出になりますよ。
私も、娘や息子にはバレエを習わせたかったなと、今でも思っています。
2人ともやらないと言ったので、結局自分が始めたんですけどね。
どんな習い事もそうですが、上達するというのは苦しい事です。
うちの教室でも、悔しくてレッスン中に泣いている子もいます。
なので、まずは色々な所で体験してみて、教室やレッスンの雰囲気を肌で感じてみて下さいね。
こちらの記事は、個人的にバレエ漫画の最高峰だと思っている漫画を紹介した記事です、よかったら読んでみて下さい。
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読んでいただき有難うございました。