娘の成人式の前に、準備しておきたい、意外と忘れがちな3つのアレコレ

娘の成人式の前に、準備しておきたい、意外と忘れがちな3つのアレコレ

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先日、我が家の娘が成人式でした。

成人式と言えば、一生にそう何度も着る事がない振袖を纏い、今後数十年にわたって残る渾身の写真を撮影し、数年ぶりに会う友人や元カレや今彼や初恋の人に、いかに垢ぬけた自分をアピールできるかという、女人生屈指のマウント大舞台。

これぞ、大一番の勝負の時。

・・、もとい、保護者や祖父母が最も喜ぶ行事のひとつであり、「美しくなった」等と言われる一発逆転なドラマ展開もあり得るひとコマです。

で、今日は、振袖や写真やお金の事ではなく、ぼんやりしてると忘れがちなあれとこれを記事にしています。

お嬢様が、ファッションや美容に敏感なら当たり前のことなんだけど、ぼんやりしてると当日にとっても痛い目(言い過ぎ)を見るので、意外と忘れがちな以下の事を、直前になったら準備してくださいね。

うぶ毛残りはとにかくあか抜けない!最近は女性シェービングも普通

成人式の前撮りや当日前には、プロのサロンで、うぶ毛の処理をおススメします。

普通に理容室でも大丈夫です。

男性ばかりの理容室に抵抗がある場合は、女性専用のシェービングサロンもたくさんありますし、女性の理容師さんがいる理容室を探すのもいいかもしれませんね。

結婚式の時なども、打掛を着る場合等に衣装室からアドバイスされますが、とにかく、自分で剃るのとプロに頼むのとは、仕上がりの美しさからお化粧ノリまでが全く違います。

特に、着物の場合は襟足が大きく開く上、そこから見える、うなじから背中にかけてに黒いうぶ毛がびっしり・・、なんてことは避けたいですよね。

ここは是非、プロの理容師さんにお願いしてみましょう!

うぶ毛処理されていないうなじの写真
うなじって、自分ではチェックできないから・・

理容室へ行き、成人式であることを伝えると、理容師はえりあしまでしっかりと剃ってくれて、お顔もうなじもつるんつるんに美しく仕上げてくれます。

着物を着つけてお化粧をした後、産毛を処理してきた子と、そうでない子の差はかなり歴然としますので、前撮りの前や式当日前には、うぶ毛の処理を忘れないようにしたいものです。

但し、先程も書きましたが、自分でやるのとプロにお願いするのとは大違い。

襟足なんて、すっごくよく切れるカミソリでないと痛いし、一人じゃできないし、左右対称なんて親も無理。

最近は、理容室でも女性シェービングコースを行っている所が多く、その場合は専用の個室で施術してくれる場合がほとんどですから、是非問い合わせてみて下さい。

因みに、娘は女性シェービングを行っているサロンでお願いし、リンパドレナージュとケアパックも受けて、ご機嫌でした。

20歳のピチピチギャルでも、施術前と施術後には、お肌にかなりの違いがでて、さすがの私もビックリしました。

余談ですが、顔剃りは一般の美容室では行えません。

出来るのは理容室だけです。

しかも、美容師さんが理容師の免許を持っていたとしてもダメ。

「理容室」としてお店を届け出ていて、お店が理容室の基準を満たしていなければ、お肌にカミソリをあてる事ができませんので、ご注意ください。

うぶ毛剃りのために、初めて理容室を探すなら、行きつけの美容院で聞けば、女性客が多い所を紹介してもらえるかもしれませんね。

また、シェービングを受ける時には「成人式であること」を伝えて下さい。

なぜなら、着物を着る場合は、洋服から見える襟足よりも、広く処理をする必要があるからです。

着物用の剃り方をしないと、広く開いた襟足から、未処理のうぶ毛が見えてしまう事もあるかもしれません。

また、着物用のシェービングは、オプション料金となる場合があります。

全然高くはない(+500円とか)のですが、そのつもりで行きましょう。

それと、サロンだと専用のガウンなどを着ると思いますが、普通の理容室だと洋服のまま剃り上げるので、襟足が開くような服で行く事をおススメします。

参考までに、娘のシェービングは、襟足オプション、眉毛カット、施術前のマッサージ、施術後のパックがついて、5,500円くらいでした。

眉毛を整えてもらうと、写真撮影や式当日のメイクが格段にあか抜けるので、まるで別人でしたよ。

ネイルは当たり前!撮影当日ぼられないよう準備して!

晴れの日や、写真映えに欠かせないもの、それはネイル!

今やネイルは当たり前。

普段からサロンでネイルをしている人は関係ないですが、アルバイトやお仕事の関係、金銭的な問題等々から、常時ネイルができる20歳は少ないと思います。

しかし、実際式場にいる女の子たちのネイル率は90%超。

前撮りの写真なども、最近はポージングのバリエーションやカット数が増え、ネイルを強調するようなアングルも沢山あります。

(ぼんやりネイルを眺める憂いをおびたカットや、頬に指をあてたり頬杖をつくカットなど)

という事で、忘れがちだけど、忘れると痛いネイル・・。

整ったネイルはやっぱり美しい・・。

ネイルを忘れた場合、撮影用に写真館で貸し出してくれたりしますが(両面テープでつけるタイプのネイルチップ)ここぞとばかりにボラれます。

もしかしたらサービスしてくれるところもあるかもしれないけど、ボラれます。

これは私の話ですが、撮影のためだけに、ネイルチップレンタル4,000円とかでした・・。

たかっ!!

4,000円あれば、近所のサロンでジェルネイルしてもらえるじゃん!!

と若干憤ったものの、そ~んな時間、撮影当日のスタジオであるわけなし!

後悔しても後の祭り。

一応、貸出用のネイルチップには格上のビジューもついているし、デザインもまぁまぁ凝っていて上品。

娘はつけたいと言っているし、仕方ないから払ってきましたよ・・。

ああ、ただでさえお金が湯水のように飛んで行く成人式だというのに、ネイルの事は完全に範疇外だった・・。

反省・・。

という訳で、式当日や前撮りの時には、ネイルを忘れずに・・・。
因みに、前撮りでちょっと痛い思いをしたので、式当日までにはネイルチップを購入。

沢山入って1,200円位。

娘と一緒に選ぶ時間。

プライスレス・・(強がり)。

既にデザインがされていて、長さも出せるネイルチップは、取り外しもすぐにできるのでおススメ。

ですが、着付けの先生から注意されたことがひとつあるので、注意点を記載しておきます。

caution

パっとつけられてすぐに外せるネイルチップは便利ですが、何かの拍子で着付けの途中で外れてしまう事が多いとか。

ネイルチップを使用する場合には、着付けが終了してからつけましょう。

普段からサロンでネイルをしているなら問題ないけれど、お仕事などの都合で、爪が伸ばせなかったり、飾りのあるネイルができない場合もあります。

前日までにマニキュアを塗るのもいいし、最近は、シール型のネイルを貼って、硬化ランプで固めるタイプのライトなジェルネイルもあります。

その人の環境にもよりますが、シール型のジェルネイルやマニキュアの場合、自身の爪が短いと長さを出す事ができず、ネイルが貧弱になる場合があります。

着物やドレスは非常に艶やかなので、ネイルも相応の迫力が欲しい所。

もし、爪を短く整えている場合は、やっぱりその場で長さが出せる、ネイルチップを使用するのがおススメです。

つけまはマジで神!!臆さずヘアメイクさんにお願いを!!

さて、お嬢様の成人式・・、というか、我が家の娘の成人式で、意外と忘れそうになった3つのアレコレ。

最後は「つけまつ毛」です!!

まぁ、普段からまつ毛がバサバサの人とか、まつエクしてる人とかはいいんですが・・・。

成人式の前撮りや当日は、ほぼ着付けとヘアメイクがセットになっています。

ヘアセットやメイクについては、事前に細かく打ち合わせてくれるところもあれば、雰囲気だけ聞いてくれて、後はお任せみたいな所も多いです。

というか、写真でも持って行かない限り、細かく打ち合わせてくれる所は、そう多くはないんではないでしょうか?

最近の流行とかもあるので、「こんな感じ」を伝えれば、フルメイクでキレイに仕上げてくれますが、先方からわざわざ

つけまつ毛はどうしますか??

なんてことは、大抵聞いてはくれません。

マスカラはつけてくれますけどね。

なので、「つけまつ毛を持ち込んでもいいか」とか「つけまつ毛を使ってほしい」とかは、ちゃんと伝えないと後悔する事になります。

つけまつ毛をする事に抵抗があるお母さんもいるかもしれませんが、先にも書いた通り、振袖はとても艶やかなので、つけまつ毛位では、顔だけが浮いてしまうような派手さには全くなりませんし、つけまつ毛ひとつで、顔の雰囲気がものすごく変わり、横顔や、うつむいた時のアングルなどがとても美しくなります。

また、ちょっと重い瞼の人も、つけまつ毛をつけると瞼が持ち上がり、瞳の威力も倍増します。

つけまつ毛は、マジで推奨ですので、考えていなかった方は是非、準備してください。

注意

前撮りの日や、式当日の美容院は大盛況です。

ベルトコンベアー式に案内されて、メイクや着付けの時には、親は門前払いされるか、付き添えない事もあります。

また、その場の雰囲気に圧倒され、つけまつ毛の事を言いだせず撮影が始まってしまう事も予想されます。

なので、出来れば、事前の打ち合わせの時に、つけまつ毛をリクエストしておくことをおススメします。

もしタイミングを逸しても、臆さずメイクさんを捕まえて、つけまつ毛をつけて欲しいと頼んでください。

ダメとは言わないはず。

つけまつ毛をつけると写真の映え方が違うので、まつ毛が貧弱気味の方はぜひ使ってみて下さい。

という事で、お洒落に敏感な人とか、成人式に気合を入れている人には今日の記事は当たり前で、『な~んだ・・。』と思う方も多いと思いますが、着物の事とか前撮りの事とか美容院の事とかは気にしても、ぼんやりしていると、意外と忘れがちで準備し忘れるこれら3つの事。

この記事を読んで、はっとしたなら、参考にしてみて下さいね。

特に、顔と襟足のうぶ毛剃りは大事です。

同様に、ネイルやつけまつ毛もかなりの戦闘力を発揮するので、試したことが無い人は、使ってみて下さいね。

それではまた。

娘の成人式にかかるお金のこと等については、こちらの記事を参考にしてみて下さいね。

それではまた。