札幌の狸小路には、男性サウナーの聖地「ニコーリフレ」があります。
そして、そのすぐお隣には、女性専用の岩盤浴&サウナを楽しめる「こみちの湯ほのか」があるんです。
24時間営業で、カプセルの様に宿泊も可能。
今日はこちらで「湯ったりのんびり個室プラン」を楽しんできたので、そのご紹介です。
普段はビルの中で見えない、大浴場の様子(写真はありません)や、気になる個室の紹介もあります。
これから利用しようと思っている人は、是非ご覧くださいね。
こみちの湯ほのかは、狸小路のビルの中。狭いけれど快適です
「こみちの湯ほのか」があるのは、「狸小路」という、アーケード街のビルの中。
立地的に仕方のない所ですが、窓がなく、ちょっぴり狭いのが難点。
ですが、女性専用施設なので、全体的にゆったりした雰囲気と清潔感が漂い、治安がとても良い感じ。
充実したアメニティーで、女性しかいない空間は、誰気兼ねなく楽しめて、静かできれいでいい香りです。
施設内には、岩盤浴あり、乾式サウナあり、水風呂あり。
浴場は、広々とは言えないけれど、大浴場としては充分な広さで、整い椅子もちゃんと数脚あります。
サウナが最近、ミストから乾式に変わったようで、それに伴って、壺湯形式の水風呂も導入されていました。
水風呂は一人分なのでちょっと狭いけれど、キャパを考えれば特に問題は無さそうで、実際私が訪問した日も、順番待ち等の混雑はしていませんでした。
レストランや漫画コーナー、休憩室もあるので、ちょっと休みたい時には、ネットカフェよりこちらに来る方が私的にはリラックスできるかなと言う感じです。
洗い場のシャワーヘッドは全てミラブルかボリーナだし、スキンケア用品もそろっています。
ビバ、女性専用。
普通のスパ銭とは、全く違う世界がここにあります。
漫画コーナは、そんなに種類は多くはないので、漫画フリークさんには物足りないかも。
でも、半個室となっている休憩所には各スペースに小さい棚が備え付けられ、ちょっとした小物を置いておけるようになっています。
更に、コンセントが備え付けられているので、スマホやタブレットの充電も気にせずプライベート空間を楽しむことができるんです(Wi-Fi無料)。
湯ったり個室プランはこんなに素晴らしい!
さて、今回私が利用した、「湯ったり個室プラン」は、素晴らしかった。
何が素晴らしいかと言うと、とにかくゆったり快適な事。
こみちの湯ほのかには、先ほど載せた、半個室の他に、鍵のついてる完全個室が2部屋あります。
完全個室と言っても、広めのネカフェの個室なんですが、綺麗だし、一人なら充分。
ここを、夜の9時から翌日の9時まで借りられて、更に、食事が1食付いてくる。
これだけなら『そんなもんか?』とお思いでしょうが、これは、個室が使える時間なだけであって、朝の5時から翌13時までの滞在料金も含まれているのです。
実に・・32時間滞在。
個室利用が可能な時間の前や後でも、半個室の休憩所が使えるし、バスタオルや湯着は元々ついてくる。
でも、岩盤浴で汗びっしょりなのに、それで寝るのは嫌ですよね??
心配ないです。
このパックには、湯着の他に、寝る時用のガウンていうか、ルームウェアもセットになっているんです。
すごすぎ・・。
さらに、カミソリや歯ブラシは、フロントでセルフサービスで貰えるのだけれど、このプランの利用者には、個別でマスク、コットンやシェイバー、綿棒やシートマスク、ミネラルウォーターまでもが貰えるのです。
水と、マスクの替えが貰えるのは、今はとっても嬉しいサービス。
なんて至れり尽くせりなこのプラン。
お値段なんと、4,330円(休前日は4,830円)!
しかも、2名迄利用可能!!(表示金額は、1名料金)。
簡易宿泊所だから、夜遅くまで騒ぐことはできないけれど、ライブの帰りやプチ家出、すすきのでオール!なんて時には最高ではないでしょうか??
ていうか、最高でした。
特に、飲み会後などは、お酒が翌日残っていたりで早朝にチェックアウトするのも辛いと思いますが、このプランだと個室が使えないだけで(個室のカギを朝9時までに返す)、午後1時までいていいのだから、ちょっと飲み過ぎた翌日でも、体調が戻るまで半個室のベッドで横になる事が可能なんですよ。
もう、神・・。
その他にも、個室が使える6時間プランも格安なので、札幌で横になりたい人や時間を潰したい人、格安で泊まりたい人やゆっくりしたい人には超おススメです。
と、快適さを紹介した所で、次は、お食事の写真や、まだ載せていなかった館内の写真などと共に、施設のを回ってみたいと思います。
こみちの湯ほのかの写真と食事
さて、湯ったり個室プランには、お食事が1食ついてきます。
これは、チェックイン時の夕食までにいただくのが普通だと思うのですが、翌日でもちゃんといただけます。
なので、夕食を誰かと楽しんでからのチェックインでも、無駄にはならないのです。
で、私がお願いしたのは、「ほのか御膳」というもの。
小さめの海鮮丼に、おそば、サラダに汁物、レディースサイズの焼き魚に天ぷら。
これに、お茶もついてきます。
こ・・・、こんなにたくさん・・。
味もとても良かったです。
お食事処も、女性だけだからか、終始和やかな雰囲気で静か。
若い人の利用も多かったけど、お一人様マダムが各々楽しんでいるご様子も・・。
なんだか、皆さん楽しんでいて、それぞれの人生も感じられるような、不思議な空間。
私はおひとり様でも全然平気な方なんですが、女性のみの空間て、なんていうかすごく、『一人でも平気』な雰囲気なんですよね。
不思議だなぁ・・。
岩盤浴は、全部で3種類。
最近話題の超高温チムジルバンも設置されています。
内部はかなり広いです。
岩盤浴の休憩所。
テレビがついていて、皆無防備にゆったりくつろいでいます。
このあたりは、私が行った事のある、どの入浴施設とも違う雰囲気。
写真は結構深夜に撮影したので暗いのですが、通常の時間帯ならとても館内は明るいです。
そして、深夜に撮影したにもかかわらず、いつ何時でも数人がフラフラしているという、分かる人には分かるシンパシーが、館内にはあるんですね。
いびきをかいたり唸ったりするおじさんがいない岩盤浴室は、とても静かで快適。
たばこ臭かったりニンニク臭かったり、唸ったりいびきかいたりする人って、本当に嫌・・。
で、たいていそういう人って、おじさん。
なんでだろう・・。
ジェンダーの事言う人がいるかもしれないけれど、これは私の確固たる体験に基づいていて、誰の反論も受け付けない。
これに対して一言ある人は、我が身を振り返るか、一度ちゃんと周りを見て欲しいよ。
2部屋ある個室はこんな感じ
と言う所で、気になる個室に潜入です。
思ったより広く、一人で使うなら程よい狭さ。
個室は全面クッション性の高いマットに覆われています。
う~ん、このままここに寝られるのね。
人をダメにするクッションと、お洒落クッションに枕、ブランケット完備。
自由に使えるパソコンはクロームキャスト対応。
周囲に音が漏れないように、しっかりヘッドフォンも完備されています。
という事で、窓がないのでちょっぴり閉塞的とか、漫画の種類がちょっと少ないとか、水風呂が狭かった以外には、欲しいものは何でもそろっていて清潔で静かで快適な「こみちの湯ほのか」の「湯ったり個室プラン」は最高でした。
女性しかいない空間の、何と静かで安心できること。
変な人がいないわけじゃないとは思うんだけど、その確率の低さと言ったら・・。
「こみちの湯ほのか」では、個室パック以外にも通常の利用も可能ですし、期間限定で、個室の使えるお得な4時間パックや6時間パックも設定されています。
下手なスーパー銭湯へ行くより快適でお得でお安いので、是非検索してみて下さい。
予約はWEBではなく、電話で受け付けのようなので、サイトを確認したら、問い合わせてみて下さいね。
なかなかすすきののど真ん中でスーパー銭湯という選択はないかもしれませんが、とても快適なので、気になっている人は、是非利用してみて下さい。
おススメです。
それではまた。