焼売で有名な崎陽軒。
横浜にある本店には「アボリータム」というクラシカルなレストランがあり、サンドウィッチやデザートなどを頂くことができます。
SNSなどで話題になっていた、「崎陽軒のアフタヌーンティー」。
張り切って予約を入れて行ってきたので、レポートします!
崎陽軒本店「アボリータム」の最寄り駅は横浜駅
崎陽軒のレストラン「アボリータム」は、横浜駅の東口あります。
今や迷宮と化してしまって、未だ工事の終らぬ横浜駅ですが、東口の通路は、昔の面影を残しています。
横浜駅の出口には、「東の南」みたいな出口が沢山あるのですが、まずは正統派「中央通路」の東口の地下道へ行きましょう。
東口の中央通路を「そごう」方面へ歩いて行くと、「ルミネ」があります。
「ルミネ」を過ぎたあたりに、一旦地下通路が途切れる形で、地上に上がる階段やエスカレーターが見えてきます。

ここの出口から崎陽軒は目と鼻の先なのですが、近くに何があるのか見てみましょう。

横浜駅からそごう方面へ歩き、地上に出たら、右側に大きな郵便局があります。
「横浜中央郵便局」です。
道路を挟んで郵便局のお向かいに、崎陽軒は建っています。


崎陽軒到着、昭和レトロで趣味のいい調度品

「アボリータム」の店内は、クラシカルでちょっぴりレトロ。
古き良き洋風の調度品が素敵ですね。
絨毯にも柄があって、重厚さも感じます。
店内は広く、客席数もありますが、地下街の喧騒とは離れて昭和レトロな時間軸を過ごせます。

崎陽軒本店のアフタヌーンティーは、通常のアフタヌーンティーと、プレミアムの2種類。
通常のものは1日40セット限定で1600円(税込)。
プレミアムは、数量限定(いくつかはHPで公開されていない)で2200円(税込)です。

こちらはドリンクメニュー。
通常、プレミアム共にお茶がついてきます。
挿し湯はお願いできるけれど 、お替りは出来ません。
アフタヌーンティーと言えば、お茶はお替りし放題なので残念ですね。
ただ、ホテルのアフタヌーンティーの価格帯が3000円後半から5000円なことを考えると、妥当というべきか・・、渋いというべきか・・。
プレミアムアフタヌーンティーきました。


一番下のお皿は、ハム卵チーズのサンドウィッチに、スコーンとデニッシュ。

2番目のお皿は、マサラカレーのグラタンとスープ、点心。

一番上はデザートです。

一皿目、ちょうどお昼ご飯の時間だったし、お昼食べていないので、サンドウィッチが嬉しい。
「いただきま~す!」
・・・、サンドイッチ、しょっぱいです・・。
スコーン、結構甘いです・・。
デニッシュ・・、甘いです。
全体的に味が濃い目で、ボリューミー。
この先デザートがあるのに、スコーンがこんなに甘くて大丈夫かなぁ・・。
ていうか、これって、スコーンじゃないよね・・。
スコーンというより、カップケーキとかマフィンとか、そういう感じです。
甘くてケーキのようなので、クロテッドクリームをつける気にならない・・。

マサラカレーグラタン。
お肉がゴロッと入っていて美味しいです。
思ったより辛みも強くてスパイシー。
おとなの辛さですね。

点心。
さすが崎陽軒。
ピンク色が可愛い。
でも、中身はよくわからないものでした。
マッシュポテトのような、魚のすり身のような・・・、味は・・、今ひとつ。


デザート。
抹茶オペラやパンナコッタなどなど。

崎陽軒プレミアムアフタヌーンティー感想
崎陽軒のプレミアムアフタヌーンティー。
2200円という破格のお値段で品数豊富。
・・、なんだけど、全体的にずっしりと重く、デザートも重い。
味付けもかなり濃いので、マサラカレーの時点で私達には既に危険信号。
パンナコッタはお口直しにちょうどいいけれど、ケーキは甘い。
抹茶オペラはチョコレートと小豆でどっしりとしているし、ちょっと飽きる。
キャラメルマロンケーキも軽そうに見えて、最早味の違いが分からない位この時点では重くて甘いケーキとなってしまっています。
とどめはパウンドケーキ。
これに、クッキーやチョコがついてきてお茶のお替りができないのは辛すぎます。
なんか、「美味しいものをちょこっとづつ」ではないんですよね、残念ながら。
これだけついてきて2200円!
とも書けるんですが、全部食べることがこんなに苦行になるとは思いませんでした。
結局、食べきれず残してしまった・・。
甘いものはひたすら甘く、しょっぱいもの舌にビリビリとしょっぱく、辛い物は辛く。
味にメリハリというよりは、重くて飽きてしまう感じで、正直あまり美味しくない。
残念ながら、今回星はつかない感じになってしまいました。
インターネットではこぞって評価の高いレビュー記事が並んでいたので、期待していたのにな・・。
残念です。
ただ、横浜の崎陽軒は素敵な佇まいだし、焼売はおいしい。
軽食は美味しいかもしれないので、気になる人はトライしてみてください。
アフタヌーンティーは、予約必須ですよ。
それではまた。