常日頃から「高い化粧品には理由がある」と、このブログで書いておりますが、実は、私は昔ポーラ化粧品の美容部員をしておりました。
ポーラの化粧品は高いというイメージですが、実際は意外とそうでもなく、安いラインもあるんです。
ただ、美容部員が説明しないだけ・・。
自分の売り上げが落ちるから。
その話は置いておいて、私も美容部員の端くれだったので、当時は自分で使う化粧水からファンデまで、結構高いラインのものを使っていました。
そこで分かった事・・・。
☆ 高い化粧品には理由がある!
☆ ポーラ化粧品は(今思えば)とてもよかった・・・・。
・・・、と、いう事でした。
商品の良し悪しは、グレードを下げた時に初めてわかる!
いいものと、そうでないものの違い。
お値段が高ければいいという事もないですが、良いものはやはりそれなりにお値段が張ってきます。
そして、いいものとそうでないものの区別は、普段いいものを使っていないと分からないものです。
例えば、普段通常の水道水を飲んでいるとしましょう。
カルキ臭いお水になれていれる場合、「美味しい天然水」を出されても、美味しくは感じるかもしれませんが、『全く違う!!』とまでの感動はないと思います。
冷たくなってれば、そうそう分かるもんでもありません。
ところが、いつも美味しい天然水を飲んでいる人は、都会の水道水は飲めないはずです。
都会の水道水をディスっているわけじゃありませんよ。
これと同じような事は、色々な所でありますね。
私にしても、しばらくビールばっかり飲んでいると、第三のビールを飲めば味の違いが分かります。
そんなわけで、いいものと悪いものの区別は、グレードを落とした時に、初めて実感するのです。
これ、私がポーラでいい化粧品を使っていて、学んだこと。
じゃあ、何でポーラをやめたのさと言う話
では、そんなにいい化粧品なのに、何でポーラを辞めたのよっていう話ですが・・。
単純です。
① 稼げないから
② 売り方が好きじゃない。
主に、この2点が原因で、私はポーラを辞めました。
同じラインの化粧品を使い続けていないのは、普段使いにはちょっと高かったからです。
ポーラの販売方法は性に合わなかったけれど・・。
ポーラ化粧品は、新商品が出ればしっかり研修や実習、勉強会などもあるんですが、当時の販売経路のメインは『訪問販売』。
今は来店型の店舗もちょくちょく見かけますが、訪問販売、この売り方が性に合わなかった・・。
まぁ、この世の中で時代にもあっていないと思うんですが、当時の所長も訪問販売こそ正義な方だったので、そんなんじゃ売り上げもたたないしという事で、辞めました。
ところが、その後プチプラの化粧品を買って驚きましたね。
『100均でもこんなに色々あるじゃん!!』と思ってましたが、全く品物は違った。
ポーラの高いラインは本当にびっくりするくらい高いので、比べること自体おかしいのですが、それでも私はびっくりしましたよ。
粒子の細かさが違う、浸透性が違う、発色が違う、固さが違う、使用感が違う、仕上がりちがう・・・。
以後、私は化粧品にはそれなりのお金をかけていますが、最近はポーラの商品もネット通販で手に入るようになっています。
ここで、昔取った杵柄!
ポーラ商品をひとつ紹介します。
シミへのアプローチが違う!ホワイトショット
ポーラの看板商品、シミにアプローチする「ホワイトショット」。
昔は、専用品としてベーシックケアの後に使用するスポッツタイプの化粧品だったのですが、現在は一つのラインとして、化粧水・ミルク・エッセンスなどの商品が充実しています。
ポーラの最高ラインと言えば「B.A」なんですが、美白が流行する前からシミケアには拘っていたポーラ化粧品の看板は、やはり「ホワイトショット」であり、成分も、他社とは一線を画しています。
ホワイトショットはポーラレディの間でも人気で、『パッケージは違うけど〇〇皮膚科でも処方されているらしい』なんて噂になったほど。
当時、シミを作るメカニズムを阻害する「ルシノール」という成分が、特許を取っていて、他社では扱えなかったんですよね。
特許の期限は20年なので、もう期限は切れているけど、また、新たな成分が研究開発されたようです。
それに、最近は内側からケアできる、サプリメントも発売されたようですね。
ポーラでは何年かお仕事をして、商品やメカニズムの勉強もしたので、まだまだお話したいことがあるんですが、それはまた次の機会に。
ポーラ化粧品のサイトでは、全成分の公開もされていますし、使用方法なども詳しく説明されています。
訪問販売がメインなので、今まで知らなかった人は、使ってみてね。
それではまた。